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土地利用誘導のポテンシャルから見た親水公園の都市計画的位置づけに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05650572
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関千葉大学

研究代表者

北原 理雄  千葉大学, 工学部, 教授 (60115558)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード親水公園 / 土地利用 / 土地利用誘導 / 土地利用変化 / 公園利用 / 施設と住民
研究概要

土地利用誘導の観点から見るとき、親水公園は、従来の公園・緑地に比べて、次の3点においてより大きな潜在的可能性を有していると考えられる。
(1)親水公園の多くは、従来は環境阻害要因になっていた市街地内の小河川を再生整備したものであり、その整備によって周辺市街地ではある種の裏表の逆転現象が起こっている。
(2)親水公園の多くは、既存河川を整備したものであるため線状の形態を有しており、点的ないし面的施設に比して周辺環境に対する影響がより広範である。
(3)親水公園の多くは、水との直接のふれ合いをテーマにしており、地域住民による積極的な利用を促進するポテンシャルを有している。
本研究では、前記のような問題意識に基づき、次のような手順で調査・分析を進めた。
1.予備的作業として「親水」概念の発展を跡づけ、東京23区における親水公園の整備状況とその特色を調査した。
2.東京23区内の代表的な親水公園5事例を取り上げ、夏季における利用状況と利用者の意識・評価を調査し、親水公園の一般的な利用特性を明らかにした。
3.江戸川区の小松川境川親水公園を対象に、夏季と通年の利用状況を調査し、親水公園の利用特性をより詳細に分析した。
4.小松川境川親水公園を対象に、沿線の土地利用の変化、および沿線住民の意識・評価とコミュニティ活動を調査し、親水公園が周辺環境に及ぼす影響を分析した。
以上のような調査・分析によって、親水公園の利用特性と周辺環境に与える影響の概要を明らかにすることができた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 上山・若山・北原: "親水公園の利用状況に関する研究-利用者の意識・意見・提案" 日本建築学会関東支部研究報告集(計画系). 297-300 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 若山・上山・北原: "親水公園の利用状況に関する研究-夏季における利用-" 日本建築学会関東支部研究報告集(計画系). 301-304 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 上山・北原: "親水公園が周辺環境に与える影響" 日本建築学会大会学術講演梗概集(F分冊). 149-150 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 若山・上山・北原: "親水公園の利用状況に関する研究-一年を通した利用-" 日本建築学会大会学術講演梗概集(F分冊). 151-152 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 上山・若山・北原: "親水公園周辺住民のコミュニティに対する意識と利用状況について" 日本建築学会関東支部研究報告集(計画系). 365-368 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 若山・上山・北原: "親水公園の周辺住民と実際の利用者の評価・意識の比較" 日本建築学会関東支部研究報告集(計画系). 369-372 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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