研究課題/領域番号 |
05650577
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
大方 潤一郎 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (60152055)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 公開空地 / 総合設計制度 / 市街地デザインコントロール |
研究概要 |
下記の研究を行った。 (1)既往研究の整理 特にニューヨーク市における公開空地の質的基準のコントロールと実態について、研究的文献、条例の翻訳、レビューを行った。 (2)「公開空地集積地区」における土地利用・市街地環境変容実態調査 日比谷公園周辺地区、横浜駅西口地区を対象として、空間変容の経時的把握と問題点の整理のため、当該地区の立体的空間構成の変容過程を電算機3次元CGモデルとして構築した。 (3)「公開空地」の質的基準に関するガイドラインの設計およびシミュレーション ニューヨークの基準をモデルに、実際に行政運用上採用可能な「公開空地の質的基準」を、基準の主眼・詳細性・厳密性について数段階の異なるモデルを設計し、上記地区において、各質的基準を導入した場合の空間変容プロセスのシミュレーションを行った。結果として、植樹・ベンチ等について単なる設置密度基準を設けるだけでは、良好な公開空地の質は得られず、それらの配置に関する都市デザイン的コントロールを即地的条件に応じて行うことの必要性が明確になった。
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