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新規クリプタンドを基盤とするホスト高分子の設計

研究課題

研究課題/領域番号 05650895
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 高分子合成
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

結城 康夫  名古屋工業大学, 工学部, 教授 (20024292)

研究分担者 国貞 秀雄  名古屋工業大学, 工学部, 助手 (50135406)
近藤 修壽  名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (40024335)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードクリプタンド / ホスト高分子 / トリアジン系モノマー / アザクラウン / 金属イオン補足能 / 相間移動触媒能 / 共重合パラメータ / クラウンエーテル
研究概要

1.トリアジン環に結合するアミノ基を2つもつモノマーは4官能性となる。そこで、ジアミノトリアジン環をもつモノマーに、片末端ハロゲン化オリゴエチレングリコールとを反応させ、4本の足をもつ開鎖型クラウンエーテルモノマーを合成した。種々の副生成物を分離するためHPLCを用いた。モノマーの単独重合およびスチレンとの共重合を行い、共重合パラメータを決定した。ポリマーは優れた金属イオン補足能、相間移動触媒能を示した(第42回高分子討論会発表、1993年9月、東京)。
2.ビス(一置換アミノ)トリアジン環をもつモノマーに対して、希薄溶液中で等量の両末端ハロゲン化オリゴエチレングリコールとを反応させ、トリアジン環を含むアザクラウン型のクリプタンドモノマーを合成した。HPLCを用い、効率よくモノマーを合成するために閉環の最適条件を検討した。そのポリマーは優れた遷移金属イオン補足能、相間移動触媒能を示した(第42回高分子年次大会発表、1993年6月、京都)。
3.モノアミノトリアジン環をもつモノマーに対して、等量の両末端ハロゲン化オリゴエチレングリコールとを反応させ、トリアジン環にアザクラウンを結合させた型のクリプタンドモノマーを合成した。そのポリマーは優れた金属イオン補足能、相間移動触媒能を示した(第43回高分子年次大会発表予定、1994年5月、名古屋)。
4.4官能性であるジアミノトリアジン環をもつモノマーに対して、希薄溶液中で2倍量の両末端ハロゲン化オリゴエチレングリコールとを反応させ、モノマー中に2つのアザクラウンを結合させた型のクリプタンドモノマーを合成した。ポリマーは優れた金属イオン補足能、相間移動触媒能を示した(第43回高分子年次大会発表予定、1994年5月、名古屋)。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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