研究課題/領域番号 |
05660104
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学・応用生物化学
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
浅野 泰久 富山県立大学, 工学部, 助教授 (00222589)
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研究分担者 |
黄 新立 , 助手 (30254238)
加藤 康夫 , 助手 (20254237)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | D-Aminopeptidase / Enzymatic synthesis / Peptide / Organic solvent |
研究概要 |
D-アミノペプチターゼの基質特異性を解明するために、市販のアミノ酸誘導体に加えて、D-アミノ酸誘導体やペプチドを中心とする多数の合成基質を化学合成により準備した。本酵素は、ヒドロキシルアミンにアシル基を転移して D-アラニンヒドロキサメートを合成するアシルトランスフェラーゼ活性をも有しており、反応中間体としてアシル-酵素複合体が生成するものと推察された。従って、D-アラニンアミドやD-アラニンエステルを基質としてアミン等の球核剤と反応させることにより、D-アラニンのアミドが合成出来る可能性が示唆された。ウレタンプレポリマーを用い、水飽和のトリクロロエタン、酢酸ブチル、あるいはベンゼン中で反応させるといずれも、ほぼ定量的に縮合体を得た。L-アラニンメチルエステルは全く基質とならず、DL-アラニンメチルエステルは収率約50%で縮合体を与えた。よって、この縮合反応においても加水分解反応と同様に厳しいD立体選択的反応が起きることを確認した。n-ブチルアミン、ベンジルアミンを同様に作用させて、収率70%及び14%でそれぞれ縮合体を得た。 最近におけるD-アミノペプチダーゼの生理的存在意義については、不明な点が多い。類似の反応を触媒する新規なD-立体選択的なペプチド分解酵素を微生物界に検索するために疎水性D-アミノ酸からなるペプチドをを合成し、スクリーニングを開始した。今回、レシオビーム分光光度計を備品として購入し、酵素の性質を検討するために十分に活用することができた。また、各種の試薬等の消耗品を購入するためにも、本補助金が大いに役立った。
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