研究課題/領域番号 |
05660237
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水産化学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
金澤 昭夫 鹿児島大学, 水産学部, 教授 (70041697)
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研究分担者 |
越塩 俊介 鹿児島大学, 水産学部, 助教授 (60186666)
手島 新一 鹿児島大学, 水産学部, 教授 (70041704)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1993年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | エイコサペンタエン酸 / ドコサヘキサエン酸 / 高度不飽和脂肪酸 / クルマエビ / 稚エビ / 幼生エビ / 卵巣発達 |
研究概要 |
海産魚類の必須脂肪酸として、エイコサペンタエン酸(EPA)よりドコサヘキサエン酸(DHA)の方が、成長・生残・活力に対して効果のあることが判定した。本研究ではエビ類について、EPAとDHAを比較し次の結果がえられた。 1.クルマエビ幼生の成長・生残に対するEPA単独区とDHA単独区を比較するとDHA単独区の方が良好な結果を示し、EPAとDHAの併用区ではDHA単独区と同等かそれ以上の結果がえられた。クルマエビ幼生に対する微粒子飼料中至適添加量は1〜2%であった。 2.クルマエビ稚エビについても、EPA単独区よりDHA単独区またはEPAおよびDHA併用区が良好な成長を示した。至適添加量は1〜2%であった。 3.クルマエビの卵巣発達に及ぼすn-3高度不飽和脂肪酸の影響はEPA区よりDHA区の方が良好で、EPA+DHA区はさらに促進効果がみとめられた。
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