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社会経済活動が地域の緑資源の賦存量に与える影響の解析

研究課題

研究課題/領域番号 05660267
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 農業土木学・農村計画学
研究機関宇都宮大学

研究代表者

中山 幹康  宇都宮大学, 農学部, 助教授 (10217945)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード地理情報システム / リモートセンシング / 緑資源 / 地域環境
研究概要

地域の社会経済活動が進行すると,山林や林地が宅地や産業用地に転換されるなどの形で,一般に緑資源の賦存量が減少することが知られている.本研究では,地域の緑資源の賦存量の多寡を,自然環境的要因および社会経済活動から説明するモデルを得ることを目的とした.地域の自然環境と社会経済活動に関するデータベースが,1km平方のメッシュ単位で地理情報システム(GIS)形式で整備されている地域である,滋賀県の琵琶湖流域を対象地域とした.各メッシュの緑資源の賦存量を説明する重回帰モデルを下記の手順によって得た.
[1]滋賀県・琵琶湖流域の自然環境と社会経済活動に関する,「滋賀県地域環境アトラス」にGIS形式で収録されているデータは既にその一部が現有のPC-9801上でデータベース化されていた.これに加えて,今回の研究に必要なデータを,同様にデータベースとして整備した.
[2]対象地域の緑資源の賦存量を衛星リモートセンシング・データから算出した.具体的には,磁気テープの形で購入したデータを,本学の情報処理センターのメインフレームにダウンロードし,更にこれをMacintosh Quadra 840avにイーサネット経由で転送し,1辺50mのピクセル毎に正規化植生指標を算出してから,1メッシュ辺りの植生指標の平均値を求めた.
[3]整備されたGIS形式の緑資源の賦存量を目的変数,自然環境と社会経済活動を説明変数とする重回帰モデルを求めた.得られた重回帰モデルより,地域の緑資源の賦存量の多寡を決定する自然環境および社会経済的要素の卓越性を定量的に把握した.

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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