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蛋白質の分泌生産に対する折りたたみ酵素の役割

研究課題

研究課題/領域番号 05660387
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 応用分子細胞生物学
研究機関名古屋大学

研究代表者

鵜高 重三  名古屋大学, 農学部, 教授 (70023463)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1993年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード蛋白質の折りたたみ酵素 / 蛋白質の分泌生産 / ジスルフィド結合生成酵素
研究概要

Bacillus brevisを宿主に用いる蛋白質分泌生産系によって、種々の有用蛋白質を生物活性を有する形で効率よく生産することができる。分泌生産されたポリペプチドが正しい立体構造を持つ蛋白質を形成するために作用している2種類の折りたたみに関する酵素の性質を明らかにしようとした。大腸菌のジスルフィド結合生成酵素(DSB)の遺伝子の欠失を相補するようなB.brevisの染色体DNA断片をクローン化し、B.brevisのDSB遺伝子を同定して塩基配列を決定した。そのアミノ酸配列中にプロテインジスルフィドイソメラーゼやチオレドキシンなどの活性中心と考えられている配列と類似した配列が存在していた。本遺伝子を多コピープラスミドにのせB.brevisによる大量発現を行い、培養上清からDSBを分離・精製した。この酵素はインスリンの還元反応や還元RNaseより活性化反応を触媒した。精製したDSBを抗原として作製した抗体を用い、アルカリ性フォスファターゼや上皮増殖因子の分泌後のジスルフィド結合の生成反応を検討中である。ポリペプチドの折れ曲がりに関するペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼの遺伝子をB.brevisの染色体よりクローン化し、その遺伝子構造を検討中である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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