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ボツリヌスC型毒素に対する受容体遺伝子のクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 05670261
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関札幌医科大学

研究代表者

藤井 暢弘  札幌医科大学, 医学部, 教授 (90133719)

研究分担者 木村 浩一  札幌医科大学, 医学部, 助手 (90177915)
横沢 紀子  札幌医科大学, 医学部, 講師 (50167722)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードボツリヌスC型毒素 / 結合蛋白質 / 受容体蛋白質 / 遺伝子クローニング / ボツリヌス中毒 / 神経毒 / レセプター / 分子生物学 / C型毒素
研究概要

ボツリヌスC型神経毒素に対する受容体の遺伝子を明かにするために,NG108細胞からmRNAを抽出した後,cDNAの合成を行いZAP-XRベクターにクローニングし,得られたcDNAライブラリーからボツリヌスC1毒素に対する結合性蛋白質を産生しているクローンの選別を試みたが,バックグラウンドが高いために明かな陽性クローンの選別には成功しなかった。蛋白プローブとして神経毒素(分子量15万)全体を使用しているために擬陽性クローンが多くなる可能性が考えられたので,神経毒素の標的神経細胞への結合ドメインを含む領域を蛋白プローブとして用いることとした。このため,C1毒素遺伝子の結合ドメインを含む3′-末端側約650塩基(約200アミノ酸残基)に相当する領域をPCR法で増幅し,得られた増幅断片をpBluescript-IIにクローニングした後,pET発現ベクターに再クローニングした。pETベクターからの結合性蛋白質の発現は,C1毒素結合ドメインを認識している数種のモノクローナル抗体との反応性(ウエスタンブロット法)とNG108細胞へのC1毒素の結合を阻害することから確認した。
一方,NG108細胞膜上に存在すると考えられるC1毒素に対する蛋白質性の受溶体を単離して抗体を作成し,イムノスクリーニングによってcDNAライブラリーから陽性クローンを得るために,C1毒素あるいは結合ドメインを用いてNG108細胞膜蛋白質とのクロスリンク-免疫沈降法による検討を試みている。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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