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テストステロンによるSlp遺伝子 発現誘導機構の分子遺伝学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 05670297
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

野中 勝  名古屋市立大学, 医学部, 助教授 (40115259)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1993年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード補体 / 遺伝子発現 / 転写調節 / テストステロン
研究概要

マウスのC4とSlpの遺伝子はプロモーター部分の塩基配列が95%以上の高い相同性を示すにも関わらず、前者は構成的に、後者はテストステロン依存性に発現している。この発現様式の違いの分子機構を明らかにする目的で行なわれた従来の研究により、Slpが構成的に発現出来ない理由はC4のプロモーターに存在する転写因子NF1の結合部位がSlpでは塩基置換によって消失しているためらしいことが判明していた。そこでヒトヘパトーマ由来のHepG2の核抽出物中の結合活性の特異性を検討したところ、NF1と全く区別のつかない特異性を示し、またC4のNF1サイトを人為的に破壊すると転写活性が著しく低下することから、NF1またはそれに極めて類似した肝核因子の結合部位の有無がC4とSlpの転写調節様式の違いを規定していることが確認された。現在Slpを構成的に発現するFM系のマウスを用いて、Slpとは別の染色体に存在することが判明しているSlpの構成的な発現を支配する遺伝子の同定と染色体上のマッピングを試みている。またMHCクラスIII領域に存在する他の補体遺伝子の進化と発現調節を研究する目的でヤツメウナギ、アフリカツメガエルの補体B因子のクローニングと構造解析を行なった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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