研究課題/領域番号 |
05670336
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
鈴木 庄亮 群馬大学, 医学部, 教授 (40010011)
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研究分担者 |
青木 繁伸 群馬大学, 社会情報学部, 教授 (90134527)
竹内 一夫 群馬大学, 医学部, 助手 (60251089)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | ジョブ・ストレス / 労働態様 / 予備調査 / 本調査 / 看護労働 / 仕事不満足 / 抑うつ / 日米比較 / 仕事不満足尺度 / 抑うつ尺度 / ストレス・モデル |
研究概要 |
本発明の目的は、医療従事者における労働態様の日米間の構造的差異を調べ、同時にそのジョブ・ストレスとメンタルヘルス状態を定量的に測定して、両国の医療現場の抱える精神保健上の問題を明らかにすることである。 平成5年度:基本的疫学情報、労働態様とジョブ・ストレス、精神保健の評価のための項目を併せた予備調査用質問紙を作成した。仕事の量的負担、将来不明確、役割葛藤、仕事不満足および抑欝に関する尺度などを用いた。群馬大学医学部附属病院の看護婦全員を対象に自記式・無記名の予備調査を実施した(有効回答者数:198名)。この結果をもとに、不適当と見なされた項目と信頼性係数の低い尺度を除いて本調査用紙を構成した。 平成6年度:米国側予備調査;米国テキサス州の1病院に勤務する看護婦に米国版調査票を配布し、28名より有効回答を得た。各尺度の信頼性係数は充分に高く、米国側本調査に使用可能と考えられた。日本側本調査;本調査票を群馬県下の病院リストから無作為抽出により抽出された18病院、および群馬県下の12の保健所、23の市町村の保健センターに送り、施設内のすべての看護婦(士)・助産婦・保健婦に配布、回収した。有効回答者は看護婦711名、看護士65名、助産婦18名、保健婦271名であった。看護婦(士)が保健婦・助産婦に比べ、将来不明確、仕事不満足、抑うつ尺度で高い値を示し、逆に「やりがい」尺度得点が低かった。日米比較を予備調査結果にもとずいて行ったところ、日本の看護職者は米国に比べ労働時間・残業時間が多く、看護業務以外の作業割合が高く、昇進・昇給体系が不明確で、作業を自身でコントロールできることが少なく、配偶者や家族からの社会的支援が低いため、仕事不満足や抑うつ度が高い傾向が見られた。これら労働条件の改善が急務と思われた。なお、米国側本調査は別途の助成によって実施する予定である。
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