研究課題/領域番号 |
05670365
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 (1994) 慶応義塾大学 (1993) |
研究代表者 |
吉田 勝美 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (80158435)
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研究分担者 |
高橋 英孝 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手
松田 弘史 慶應義塾大学, 医学部, 助手
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 健康危険度 / 健康教育 / 健康診断 / 一次予防 / 疾病モデル / 保健情報 / 比例バザードモデル |
研究概要 |
疾病構造の変化した現在、疾病が顕性化する前の段階での予防医学の重要性が注目されてきている。疾病発症前の予防医学においては、一次予防として健康教育が有用であるが、現在まで確立された健康教育システムが開発されているとは言えない。 慢性疾患の健康教育には、慢性疾患の発症に関与する危険因子を除去することが必要である。危険因子として考えられる要因は、日常生活に関連したライフスタイルが多く、偏ったライフスタイルを是正することが要求される。 これ以外の要因についても、一般に健康障害発生に関与することが知られており、健康教育の対象事項となる。 しかしながら、健康障害の要因が示されたとしても、健康指導において十分な効果を挙げているとは言えない。これは、健康教育を受ける側が十分に本人の健康状態を自覚していないことが原因であり、現在の健康教育が本人に必要な情報を提供していないものと理解される。 本研究では、個人の健康危険度を指標として、健康教育を有効に実施する手法を開発する目的から以下の3つの課題を主目的とした。 健康危険度とは、疾病発症の危険要因と現在の医学的検査成績をもとに、将来にわたる健康状態の変化を疫学モデルを用いて定量的に評価したものである。 1 臨床検査値を用いた健康危険度予測手法・教育手法を開発した。 2 健康危険度予測を応用した健康教育の効果を明らかにした。 3 健康予測に使用する疫学モデルを作成する基礎的技術を明らかにした。
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