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ABO式血液型の形質発現機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 05670382
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 法医学
研究機関富山医科薬科大学

研究代表者

滝澤 久夫  富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (90171579)

研究分担者 小湊 慶彦  富山医科薬科大学, 医学部, 講師 (30205512)
高塚 尚和  富山医科薬科大学, 医学部, 助手 (40242490)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードABO式血液型 / 糖転移酵素 / 血液型遺伝子 / DNA
研究概要

ABO式血液型の遺伝子exon部分の構造はHakomoriらの研究グループによって判明したものの、その発現をregulateするpromoter領域やsplicingなどのpost translational controlについての知見は皆無である。先に我々が見い出した富山県に高頻度に見られるA3型は分泌線におけるA抗原の発現は通常のA1型と同様で、血清中にも通常のA合成酵素が産生されているのに、赤血球上のA抗原の発現が抑制されている変異型であって、分泌組織と造血組織で形質発現が異なる。従って、この変異型は研究目的に適合したもので、これを材料として研究を展開している。これまでにA遺伝子の酵素活性に関係するexonについて、splicing donorとsplicing acceptor領域の塩基配列を決定したが、この部位では通常のA1型とA3変異型に差異がないことが示された。現在はpromoter領域を決定する作業に入っており、将来この領域におけるA1型とA3型のゲノムDNAの差異と形質発現の関係を調べる計画である。

報告書

(2件)
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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