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PCR法によるプラスミノーゲン多型の遺伝子解析

研究課題

研究課題/領域番号 05670404
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 法医学
研究機関近畿大学

研究代表者

山口 眞由  近畿大学, 医学部, 助手 (50122122)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードプラスミノーゲン / PCR-SSCP / DNA配列分析 / 点突然変異
研究概要

プラスミノーゲン(PLG)変異型の検索を行い,PLG活性が低値であった変異プラスミノーゲンPLG M^<Osaka>の検体の白血球よりDNAを抽出し,解析を行った。PLG遺伝子をコードする19個の各エクソンに対応するプライマーを合成し,抽出した高分子DNAを鋳型にPCR法でそれぞれのエクソンを増幅させた後,ホルムアミド存在下で95℃,5分の熱変性後,氷中の急冷により一本鎖DNAの高次構造を形成させ,次に6〜15%の非変性ポリアクリルアミドゲルを用いて10%グリセリン添加および無添加,4℃および室温での諸条件下での電気泳動を行い,バンドのパターンの検出を銀染色法により行った(銀染色PCR-SSCP法)。次に,上記のPCR-SSCP法において高次構造の変異が明らかであったエクソン17のPCR産物についてシークエンスを行った。変異のあったエクソン17に対応するプライマーをビオチン標識しPCRを行い,その産物を直接PCRサイクルシークエンス反応を行い,7%ポリアクリルアミドゲル電気泳動後,塩基配列ラダーを化学発光による方法で検出し検討を行い,Asp-676→Asn(GAC→AAC)の点突然変異を見いだした。これはIchinoseらのTypeI(Ala-601→Thr),TypeII(Val-355→phe)およびAzumaらのSer-572→Cysと異なるものであり,PLG M^<Osaka>は新たな分子異常のプラスミノーゲンであることが明らかとなった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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