研究課題/領域番号 |
05670431
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
橋本 博史 順天堂大学, 医学部, 教授 (60053120)
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研究分担者 |
津田 裕士 順天堂大学, 医学部, 講師 (60188555)
吉田 幸洋 順天堂大学, 医学部, 講師 (90166950)
高崎 芳成 順天堂大学, 医学部, 助教授 (80154772)
古川 漸 山口大学, 医学部, 教授 (30095830)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | SLE / 妊娠・出産 / 自然流産 / 新生児ループス / 抗リン脂質抗体 / 抗SS-A / SS-B抗体 / 抗核抗体 / 血漿交換療法 / HLA / neonatal LE / IgE / anti-cardiolipin / lupus anticoagulant / plasmapheresis / 全身性エリテマトーデス / 先天性房室ブロック / 習慣流産 / 抗SS-A抗体 / 抗SS-B抗体 |
研究概要 |
平成5年より7年の3年間にわたり、全身性エリテマトーデス(SLE)の母親から出生する児の転帰・予後と治療法に関する研究を行い、以下の結果を得た。 SLEの母親から出生した95例の児の予後を検討すると、11%に自然流産を、12%に子宮内胎児死亡を認めた。これらをきたした母親は有意に多く抗リン脂質抗体を有していた。出生後にループス様皮疹や完全房室ブロックをみる、いわゆる新生児ループスの児を出産した母親の血清中に52kDSS-Aおよび48kDSS-Bに対する抗体を有意に多く認め、、反面、60kDSS-Aに対する抗体は有意に少なかった。また、SLEの母親から出生した児は、正常対照よりもアレルギー性疾患を有意に多く認め、血清IgE高値を示す症例も多く認められた。さらに、SLEの母親から出生した5歳以上の児に高率に抗核抗体を認め、抗核抗体陰性の児においても4年間の追跡調査により抗核抗体の陽性化を認めた。SLEの児を有するSLEの母親のHLAクラスII遺伝子を検討すると、前例DQB1*0601を有していた。抗リン脂質抗体陽性の5例のSLE患者に、妊娠時デキストラン硫酸を吸着体とする血漿交換を反復施行し、いずれも無事出産をみた。 また、抗52kD-SS-A/48kDSS-B抗体を有するのべ4例のSLE患者に、妊娠時二重膜濾過血漿交換療法を反復施行し、これまで児に新生児ループスの発症をみていない。
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