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大腸腺腫細胞p53遺伝子コドン175,273におけるメチルシトシンの証明

研究課題

研究課題/領域番号 05670441
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関東北大学

研究代表者

樋渡 信夫  東北大学, 医学部・附属病院, 講師 (00133950)

研究分担者 木内 喜孝  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (20250780)
山崎 日出雄  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (80221654)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード大腸腺腫 / p53遺伝子 / メチル化 / 点突然変異
研究概要

大腸腺腫5例、大腸癌10例(および正常粘膜)より抽出したDNA検体についてまず従来よりの報告のとおり総メチルシトシンの減少及び部位特異的メチル化の減少が認められるか検討した。総メチルシトシンは、HPLCを用いて%定量を行い腺腫で平均7%、大腸癌で平均12%の減少を認めた。部位特異的メチル化の減少は、c-myc 3rd exonのMspIおよびHapII制限酵素部位を対象にサザン法にて行い、腺腫および大腸癌において部位特異的にもメチル化が減少していることが確認できた。
このメチル化の減少を確認された検体を用いて、p53遺伝子のexon5〜9までの範囲についてHapII、MspI制限酵素を用いてサザン法にてメチル化の状態を検討したところ、大腸正常粘膜、腺腫、癌ともに、高度にメチル化していることが確認された。
さらに同検体にてligation-mediated PCR genomic sequencingを施行しコドン175、273についても大腸正常粘膜、腺腫、癌ともに特異的にメチル化されていることを確認した。
以上より、腺腫及び癌化に伴いメチル化の減少が認められる状態においてもp53遺伝子のメチル化状態は変化しないことが、本研究にて確認された。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 木内 喜孝: "大腸腺腫におけるp53遺伝子メチル化の検討" 日本消化器病学会雑誌. 91. (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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