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胃粘膜上皮細胞type2シクロオキシゲナーゼの発現調節に関する分子生物学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 05670473
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関神戸大学

研究代表者

坂本 長逸  神戸大学, 医学部・附属病院, 助手 (30196092)

研究分担者 的崎 尚  神戸大学, 医学部・附属病院, 助手 (80252782)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード胃粘膜 / 胃粘液上皮細胞 / type2シクロオキシゲナーゼ遺伝子 / シクロオキシゲナーゼ活性 / 胃潰瘍 / 増殖因子
研究概要

(1)マウスtype2シクロオキシゲナーゼに対する特異抗体の作製-type2シクロオキシゲナーゼのC端アミノ酸フラグメントを合成し、ラビットに免疫してポリクローナル抗体を作製した。ELISAでの検討では1万倍希釈にてペプチドフラグメントを認識しうる特異抗体であり、現在、ウエスタンブロット、免疫染色が可能か否か検討中である。
(2)マウス胃粘膜粘液上皮細胞の単層培養系の確立-プライマリーカルチャー系の確立はきわめて困難であり、現在、温度感受性SU40LT抗原を用いた、トランスジェニックマウスから、上皮細胞の培養系を得るべく努力している。
(3)マウスにおける実験潰瘍モデルの作成と、シクロオキシゲナーゼ発現の検討-マウス胃漿膜下に20%酢酸を注入し実験胃潰瘍を作製した。組織学的には潰瘍作製後2日〜5日目が活動期であり、10日〜20日目が治療期で30〜40日で瘢痕化した。実験潰瘍発症直後より40日目までtype1シクロオキシゲナーゼ遺伝子発現はノーザン分析でまったく変化を認めなかった。一方、ノーザン分析ではtype2シクロオキシゲナーゼの発現も認めないがpolymerase chaine reaction法を用いてmRNAの半定量も行うと、type2シクロオキシゲナーゼ遺伝子は、潰瘍の急性期に一致してその発現量が増加した。現在シクロオキシゲナーゼ活性及び特異抗体を用いたtypeシクロオキシゲナーゼ蛋白の発現について、解析中である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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