研究課題/領域番号 |
05670486
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 高知医科大学 |
研究代表者 |
岡崎 和一 高知医科大学, 医学部, 講師 (70145126)
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研究分担者 |
森田 雅範 高知医科大学, 医学部, 助手 (30191034)
西森 功 高知医科大学, 医学部, 助手 (30237747)
横山 雄一 高知医科大学, 医学部, 助手 (30243843)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ムチン / 癌 / 胃 |
研究概要 |
リボゾールにおけるコア蛋白の生合成に関し、ER内への進展においてシグナルペプチドのアシル化が重要であることを報告した。さらに正常ヒト胃ムチンコア蛋白の8KDaトリプシンペプチド(ムチン蛋白のC末端側)を認識する2種のモノクローナル抗体(3G12、2B4)を用い、胃粘膜細胞のムチン合成ポリソーム、Cell Free TranslatioによるmRNAの翻訳の解析にJ:60kDaのコア蛋白の存在を報告した。更に、その細胞内輸送、分泌に関しては、ヒト正常胃粘膜上皮細胞内でのムチンprecursor蛋白のsubunitは60KDaであり、rough ER内でS-S結合による4量体precursor蛋白を形成し、その後ゴルジ装置に輸送されることを明かにした。また、既に消化管癌患者における血中ムチン様抗原の検出とその診断的意義について報告し、その機序として、癌細胞の中には、50-60KDaコア蛋白が同定され高分子となる前の低分子量状態で分泌されるものがあり、その際の細胞内輸送、分泌には正常細胞と異なりHigh mannose型N-glycanの関与している事を明らかにした。
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