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心筋症ならびに各種新規障害における心筋のジストロフインの変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05670624
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

田中 弘充  鹿児島大学, 医学部, 教授 (80041292)

研究分担者 中尾 正一朗  鹿児島大学, 医学部・附属病院, 講師 (90155664)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードジストロフイン / 培養心筋 / アドリアマイシン
研究概要

心筋細胞ではジストロフインはどの様に発現するのかは不明である。そこで我々はラツト新生児の培養心筋において、心筋ジストロフインをモノクロナール抗体を用いて免疫染色し、ジストロフインの発現様式を検討した。培養2日目の初期にはジストロフインは核周囲にのみ認められた。7日後は核周囲だけでなく細胞質の一部にも認められ、2日目と比べて濃く染色された。14日目には細胞膜まで細胞全体にほぼ均一に染色された。この所見は骨格筋でのジストロフインの発現様式と似ていた。次に、この培養心筋細胞を用いてアドリアマイシン心筋障害を作成し、ジストロフインの変化を検討した。アドリアマイシンを投与すると培養心筋細胞が拍動している状態、すなわち壊死する以前の時点ですでにジストロフインが欠損することが認められた。このようにジストロフインの欠損によりアドリアマイシン投与時の心筋がなお脆弱になり障害されやすくなることが考えられる。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 瀬戸口,学: "Expression and loclization of dystrophin in cultured neonatal rat cardiac myocytes" Biochem.Biophys.Res.Commor. 194. 1012-1018 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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