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卵アレルギーに関与するT細胞レパートリー、抗原ユピトープの解析と特異療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 05670661
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

高木 秀二  東京医科歯科大学, 医学部, 講師 (20201593)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード卵アレルギー / T細胞クローン / 抗原エピトープ
研究概要

卵アレルギー患者(臨床的に明らかなアレルギーがあり、血清のRAST scoreが3以上)の末梢血リンパ球よりT細胞クローンを得るため、まず、オボムコイド、オボアルブミン、テタヌストキソイド、PPDを用いての刺激条件を検討した。他の研究者の用いた方法を試験したところ、ヒト血清の存在下に、抗原による刺激を2回おこなった後、リコンビナントIL-2を添加することで非特異的なT細胞クローンを得る頻度が減ることがわかった。また、T細胞クローンの増殖には、抗CD3抗体と、放射線をかけ増殖できなくしたリンパ球(feeder細胞)の組み合せを、およそ2週間に1回、培養フラスコに加えるのが最も良かった。至適条件下で末梢血リンパ球を培養し、リミッティングダイリューション法によりクローニングし、いくつかの抗原特異的なクローンを得ることができた。反応性の特異性は、それらクローンを各種抗原と培養し、増殖をトリチウムチミジンの取り込みで確認した。樹立クローンの性格の詳細(表面抗原、T細胞レセプターの種類、産生リンフォカイン、認識するMHC分子)は、今後T細胞クローンの増殖を待って行なう予定である。これと平行して、認識される抗原エピトープを決定するため、自己のEBVトランスフォームB細胞(抗原提示細胞として用いる)を増殖させている。個体間の差異、アレルギー患者と健常者の違いを探るため、現在精力的にT細胞クローンを増やしているところである。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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