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抗ガングリオシドD2モノクローナル抗体の神経芽細胞腫治療応用のための基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05670668
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

堀部 敬三  名古屋大学, 医学部, 講師 (30209308)

研究分担者 福田 稔  名古屋大学, 医学部, 医員
長谷川 真司  名古屋大学, 医学部, 医員
宮島 雄二  名古屋大学, 医学部, 医員
研究期間 (年度) 1993 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード神経芽細胞腫 / 抗ガングリオシドD2抗体 / 免疫療法 / サイトカイン / 抗ガングリオシドD_2モノクローナル抗体 / 抗ガングリオシドD2モノクローナル抗体
研究概要

抗ガングリオシドD2(GD2)マウスモノクローナル抗体の神経芽細胞腫治療応用のため、3種類の抗GD2抗体について組織特異性、in vitroおよびin vivoにおける抗腫瘍効果、さらにサイトカイン併用の効果について研究し、以下の結果を得た。
1. 抗体220-51、A1.410、3F8はいずれもヒト神経芽腫細胞株、ヒト神経芽腫腫瘍組織と特異的に反応した。ヒト正常組織との間では脳の神経細胞と反応がみられた。
2. ラジオアイソトープ標識抗体220-51を用いて、腫瘍移植ヌードマウスのイメージングを行ったところ、腫瘍に特異的な集積が認められた。
3. 抗体220-51、A1.410、3F8はいずれも神経芽腫細胞株に対して、補体依存性細胞障害活性(CDC)およびヒトエフェクター細胞(単核球,顆粒球)による抗体依存性細胞媒介性細胞障害活性(ADCC)活性を示した。
4. 顆粒球によるADCCは、rhGM-CSFにより増強された。
5. 抗体220-51は、神経芽腫移植ヌードマウスへの投与により、単独で腫瘍増殖抑制効果を示した。rmGM-CSFまたはrhG-CSFを併用することでその効果は増強されたが、rmGM-CSFとrhG-CSFの両者を用いた場合に最も高い増殖抑制効果が得られた。
今回の基礎的研究から抗GD2抗体の臨床における有用性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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