研究課題/領域番号 |
05670879
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内分泌・代謝学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
岡田 耕治 自治医科大学, 医学部, 講師 (90213941)
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研究分担者 |
斉藤 寿一 自治医科大学, 医学部, 教授 (10048994)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 血管平滑筋細胞 / バゾプレシン / 細胞内Mg^<2+>濃度 / 細胞内Ca^<2+>濃度 / Ca^<2+> / カルモジュリン系 / Cキナーゼ系 / 螢光色素法 / Na^+ / Mg^<2+>交換系 |
研究概要 |
本研究では、細胞内遊離Ca^<2+>濃度([Ca^<2+>]_7,細胞内(〔Mg^<2+>〕_7_7)を螢光色素法で直接測定し、血管平滑筋細胞(VSMC)におけるアルギニン・バゾプレシン(AVP)による[Mg^<2+>]_7増加作用に対する外液Mg^<2+>,Ca^<2+>そしてNa^+の役割とCa^<2+>/カルモジュリン系とCキナーゼ系の関与を検討した。【.encircled1.】AVPの[Mg^<2+>]_7増加作用に対する外液Mg^<2+>の役割。Mg^<2+>不含外液は、AVPのV_1受容体の結合を減弱させたが、[Ca^<2+>]_7の基礎値とImuMAVPによる[Ca^<2+>]_7増加は増強した。また、[Mg^<2+>]_7基礎値とAVPによる[Mg^<2+>]_7増加作用には影響しなかった。【.encircled2.】AVPの[Mg^<2+>]_7増加作用に対する外液Ca^<2+>の役割。Ca^<2+>不含外液は[Ca^<2+>]_7の基礎値とAVPによる[Ca^<2+>]_7動員を抑制し、AVPによる[Mg^<2+>]_7増加作用も減弱させた。Ca^<2+>不含外液とCa^<2+>/カルモジュリ系阻害剤(W_7,stmum)を用いて、AVPの[Ca^<2+>]_7増加作用を完全に抑制するとAVPによる[Mg^<2+>]_7増加作用も完全に阻止された。Ca^<2+>-Mg^<2+>不含外液は、[Ca^<2+>]_7の基礎値とAVPによる[Ca^<2+>]_7動員を抑制し、AVPによる[Mg^<2+>]_7増加作用を完全に阻止した。【.encircled3.】AVPの[Mg^<2+>]_7増加作用に対する外液Na^+の役割。Na^+不含外液は、〔Ca^<2+>_7の基礎値とAVPによる[Ca^<2+>]_7動員を増加させ、[Mg^<2+>]_7の基礎値に影響しなかったが[Mg^<2+>]_7の動員における緩徐相を増強させた。【.encircled4.】Cキトーゼ賦活剤(PMA)は、VSMCの[Mg^<2+>]_7には影響しなった。 以上により、血管平滑筋細胞におけるAVPの[Mg^<2+>]_7動員は、AVPの[Ca^<2+>]_7動員とCa^<2+>/カルモジュリ系の賦活化荷依存し、外液Mg^<2+>とCキナーゼ系の賦活化にはあまり依存していないことが示唆された。また、AVPにより増加[Mg^<2+>]_7はNa^+/Mg^<2+>交換系を賦活化することも示唆された。
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