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癌リンパ節移転機構の細胞接着分子モデルによる解明…腫瘍・リンパ節間質細胞接着に注目して…

研究課題

研究課題/領域番号 05670985
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関東北大学

研究代表者

加藤 博孝 (1994)  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (00240656)

土井 秀之 (1993)  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (90188839)

研究分担者 里見 進  東北大学, 医学部, 講師 (00154120)
片山 正文  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (00177411)
加藤 博孝  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (00240656)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードDG-20 / DG-64 / Molt4 / モノクローナル抗体DG20 / 細胞接着 / Molt17 / 細胞間相互作用 / モノクロナール抗体
研究概要

平成5,6年度はリンパ腫と間質細胞との接着には,表面への接着や間質細胞への潜り込みがあり,その両者に対する抗体(DG-20,DG-64)をそれぞれJurkatリンパ腫,Molt4リンパ腫を用いて作成した.既に樹立している扁平上皮細胞癌・乳癌はヌードマウスに可移植性であるが転移を示さなかった.このため,悪性度の高い甲状腺未分化癌に注目した.細胞株の樹立は、1993年から1996年までに入院治療した甲状腺未分化癌もしくは未分化癌の症例12例のうち肝炎などの感染症症例12例のうち肝炎などの感染症症例を除く7例を対象に試みた。採取した組織を細切した後デスパーゼ1000U/mlで酵素処理し、ウイリアムズE+10%FBS(pH7.4-7.5)培地で培養することにより3株(TA-K,TA-N,TA-M)、また胸水から酵素処理を施さずに1株(TA-G)の合計4株を樹立できた。TA-K、TA-N株はヌードマウス皮下に腫瘍を形成し、特にTA-K株は12例中全腫瘍を形成し、遠隔転移巣の形成は肺に1例みとめ、2例では背部に形成した腫瘤が椎骨に浸潤性に増殖していた。4株の接着分子の検討ではβ-カテニンがTA-K,TA-N、TA-M株で陽性、TA-G株で弱陽性であり、E-カドヘリンおよびa-カテニンは全例陰性、シリアルLexは全例陽性であった。リンパ腫と間質細胞との接着を阻害する抗体(DG-20,DG64)らは全例弱陽性であった。TA-K株はIL-1a、IL-2、IL-6、IL-8、TNFa、GCSF、またTA-N株はIL-6、IL-7、IL-8、G-CSF、GM-CSF、TA-M株はIL-6、IL-8、G-CSF、GM-CSF、TA-G株はIL-6、IL-8、G-CSF、GM-CSFを培養上清に分泌していた。4株は共通しIL-6、8を大量に分泌していた。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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