研究課題/領域番号 |
05671022
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
石田 清 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (80049767)
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研究分担者 |
野澤 真澄 明海大学, 歯学部, 教授 (00084880)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 小腸移植 / Gunnラット / Bilirubin UDP-GT / Crigler Najjar症候群I型 / 部分小腸移植 / 代用肝 / 先天性高ビリルビン血症 / bilirubin UDP-GT / 先天的高ビリルビン血症 / 全肝同所性移植 / 先天性代謝病 |
研究概要 |
正常小腸粘膜にはbilirubin UDP-GTが存在することから、この酵素が先天的に欠損したGunnラットに正常ラットの小腸を同系全小腸移植、部分小腸移植を行い、移植後血中総ビリルビン及び胆汁のビリルビン分画面から酵素補充としての代用肝の可能性について検討した。 [方法]正常で未処置W/SラットI群(n=8)、同系未処置Gunnラット群(n=8)、同系全小腸移植Gunnラット群(n=8)、同系空腸20cm移植Gunnラット群(n=8)、同系空腸10cm移植Gunnラット群(n=4)、回腸20cm(n=8)の6群に分けた。donor recipientとも12-16週齢の雄性ラットを使用した。なお、全小腸移植、部分小腸移植はMonchikの方法に準じて行った。移植前、移植後2週、1ヵ月、それぞれ以降は1ヵ月毎に4ヵ月まで行い、血中総ビリルビンを測定した。胆汁はHPLC法にて分析した。 [結果]1)全小腸移植によりGunnラットの血清総ビリルビンは未処置Gunnラットに比べ有意に低下し、胆汁中の総ビリルビン量および抱合型ビリルビンの比率が有意に増加した。2)部分小腸移植においても、全小腸移植と同様にGunnラットの血中総ビリルビン値は有意に低下し、胆汁中の抱合型ビリルビンは有意に増加した。3)減黄およびビリルビン抱合能の改善は移植腸管の長さに依存する傾向にあったが、移植部位(回腸、空腸)による差は認めなかった。4)小脳重量からみた低形成に関しては、移植による改善はみられず、移植時期の問題と考えられた。 [結語]全小腸移植のみならず、部分小腸移植でもB UDP-GTの補充が可能であることから、小腸移植が酵素補充を目的とする代用肝として有用であることが示唆された。
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