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膵臓癌の内分泌療法に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05671043
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関群馬大学

研究代表者

中村 正治  群馬大学, 医学部・附属病院, 助手 (00237405)

研究分担者 大和田 進  群馬大学, 医学部・附属病院, 講師 (30223986)
飯野 佑一  群馬大学, 医学部, 助教授 (50124649)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード膵癌 / 内分泌療法 / 性ホルモン / ハムスター / BOP / ヌードマウス / 細胞株 / BOP誘発膵癌
研究概要

前年度でN-nitroso-bis-(2・oxypropyl)amine(BOP)誘発ゴールデンハムスター膵癌の皮下移植継代腫瘍に対する性ホルモンの影響について検討した.Tamoxifen citrate(TAM)投与群,両側卵巣摘出群,両側卵巣摘出+TAM投与群と単開腹(対照)群ではいずれの群間でも,移植後の腫瘍増殖の経時的変化に差を認めなかった.
1)そこで今年度はすでに樹立されたヒト膵癌細胞株で,ERが陽性であったPK-1(東北大学加齢医学研究所より供与)を用いて,ヌードマウスに移植し検討した.
PK-1のERはDCC法では陰性であったが,EIA法では弱陽性であった.エストロゲン(Estradiol:E2)の徐放カプセルを作製し,PK-1を移植前にあらかじめこのカプセルをヌードマウスの皮下に植えたE2(+)群と植えないE2(-)群で移植腫瘍増殖の経時的変化を検討した.E2(+)群の方がE2(-)群より有意な腫瘍増大を認めた.
2)ヒト膵癌細胞株3種(PK-1,PK-9,:東北大学加齢医学研究所より供与,GUPC:当科にて樹立中)に対する性ホルモンの影響をin vitroで検討した.
PK-9,GUPCのERおよびPgRはDCC法,EIA法いずれも陰性であった.3種ともにE2による腫瘍細胞の増殖促進効果はみられなかった.PK-1ではTAM,TAT-59で,PK-9ではTAMで,またGUPCではTAT-59で腫瘍細胞の増殖抑制効果がみられた.

報告書

(2件)
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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