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TE671細胞に結合する重症筋無力症患者血清中の抗アセチルコリン受容体抗体の検出

研究課題

研究課題/領域番号 05671119
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 胸部外科学
研究機関大阪大学

研究代表者

藤井 義敬  大阪大学, 医学部, 助手 (40156831)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード重症筋無力症 / 抗アセチルコリン受容体抗体 / 自己免疫症患
研究概要

・TE671細胞に確かに重症筋無力症(MG)患者血清が結合し、これがTE671細胞特異的であることをW138線淮芽細胞との相違により証明した。
・アセチルコリン受容体特異的モノクロナル抗体がTE671に結合しW138細胞には結合しないことを証明した
・抗アセチルコリン受容体抗体のうちアセチルコリン受容体の細胞質内部分のみに結合するモノクロナル抗体はTE671細胞が生きている状態であると結合できないが、これを固定して膜を処理して透過性を高めると結合しうることを示した
・抗アセチルコリン受容体抗体陽性MG患者の90%はTE671細胞に結合する抗体を有していたが両者の抗体価の間には相関性がなかった
・抗横紋筋抗体陽性患者(胸腺腫の患者等)で抗アセチルコリン受容体陰性のものの血清はTE671細胞に結合する抗体がなかった
・抗アセチルコリン受容体抗体陰性MG患者のうちTE671細胞に結合する抗体をもつものがあったしたがって従来の抗体測定法では検出できない抗アセチルコリン受容体抗体を検出できる可能性がある
・TE671と反応させた後はMG血清中の抗アセチルコリン受容体価が減少したこれは患者にとって重要な、細胞外アセチルコリン受容体結合部位に対する抗体と吸着除去できる可能性を示唆する。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Takeuchi et al: "Characterization of CD4^+ singlepositive cells that lack CD3 in the human thymus" Cell.Immunol.151. 481-490 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Okumura et al: "Age related accumulation of LFA-1^<high> cells in the CD8^+ CD45RA^<high>T cell population" Eur.J.Immunol. 23. 1057-1063 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 藤井 義敬: "胸腺と重症筋無力症" 医学のあゆみ. 165. 107-109 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Asthana: "Regulation of antibody production by helper T cell clones in experimental autommine myasthenia gravis" Clin.Immunol.Immunopathol.67. 240-248 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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