研究課題/領域番号 |
05671226
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
福居 顕宏 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (90145847)
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研究分担者 |
稲田 有史 奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (90254515)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | Venous flap / 静脈皮弁 / 組織移植 / venous flap / 皮弁 |
研究概要 |
平成5年度:静脈還流路をもつ静脈皮弁に関するPlasmatic Imbibitionの酵素学的検討(ラット50匹)。 《方法》1群:全層植皮と母床の間に生理食塩水を注入。 2群:静脈皮弁と母床との間にPRPを注入。 3群:静脈皮弁を母床と接触せずに反転し、静脈からPRPを注入 4群:axial patternを作製し、母床と接触せずに反転し静脈からPRPを注入。 《結果》1群:植皮片は染色されない。 2群:皮弁は徐々に染色された。 3群:皮弁は染色された。 4群:皮弁は染色された。 還流静脈温存した静脈皮弁生着は静脈血と母床からのPlasmatic Imbibitioonが作用することが判明した。 平成6年度:通過静脈をもつ静脈皮弁のPlasmatic Imbibitionの酵素学的検討(ラビット30羽)。 《方法》1群:静脈皮弁と母床の間に生理食塩水を注入。 2群:静脈皮弁と母床との間にPRPを注入。 3群:皮弁と母床間にテフロン膜を挿入しPRPを静注。 《結果》1群:植皮片は染色されない。 2群:中心静脈を中心に皮弁は染色された。 3群:徐々に静脈は染色された 中心静脈温存した静脈皮弁は静脈血と母床からのPlasmatic Imbibitionも作用していることが判明した。 平成7年度:ラビット48羽を用いて通過静脈をもつ静脈皮弁においてPlasmatic Imbibitionと静脈の流れと、どちらが優位なのかを検討。 《方法》1群:植皮片と母床間にfluoresceinを注入した。 2群:静脈皮弁と母床との間にfluoresceinを注入。 3群:皮弁作製後fluoresceinを静脈から注入。 4群:皮弁と母床との間にテフロン膜を挿入し、fluoresceinを静注。 《結果》1群:皮弁全体が蛍光を発した。 2群:皮弁全体が蛍光を発した。 3群:中心静脈が蛍光を発し、次いで皮弁全体が染色された。 4群:中心静脈が蛍光を発し、次いで皮弁全体が蛍光を発した。 中心静脈温存した静脈皮弁は静脈流れと母床からのPlasmatic Imbibitionも作用していた。
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