研究課題/領域番号 |
05671308
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
|
研究機関 | 福井医科大学 |
研究代表者 |
岡田 謙一郎 福井医科大学, 医学部, 教授 (60026838)
|
研究分担者 |
藤田 知洋 福井医科大学, 医学部, 助手 (60240785)
秋野 裕信 福井医科大学, 医学部, 助手 (90159335)
|
研究期間 (年度) |
1993 – 1994
|
研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
|
配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1993年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
|
キーワード | Epidermal growth facter / 前立腺 / 免疫組織化学 / 加齢 |
研究概要 |
われわれは前立腺組織内におけるEGFの発現を明らかにするために、合計65例の前立腺組織を検討した。(正常前立腺11例、前立腺肥大症42例、前立腺癌12例) 前立腺組織は緩衝ホルマリン固定後パラフィン包埋を行った。約3μmに薄切した切片を脱パラフィン後、0.3%H_2O_2加メタノールにて30分処理した。IgGの非特異性反応を抑えるために、Blocking serumにて室温にて20分処理した。一次抗体(OSI社、Ab-3)、もしくはOSI社のnegative control antibodyを含んだ、75μl PBS-BSAを用い4℃でovernight反応させた。Secondary antibodyで30分間室内で反応させる。ABC試薬にて30分間反応させる。1%Triton X-100で30秒間濯ぐ。その後DABにて7分反応させ、発色させた。その後10秒ヘマトキシリン液で染色した。 結果今回検討したすべての正常前立腺、前立腺肥大症および前立腺臨床癌組織では明らかに染色された腺組織および間質は認められなかった。 この結果からEGFは前立腺における主なgrowth facterではないことが、示唆された。
|