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精子成熟とセルトリ-系細胞機能

研究課題

研究課題/領域番号 05671320
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関香川医科大学

研究代表者

松岡 則良 (1994)  香川医科大学, 医学部附属病院, 講師 (20165781)

神野 浩彰 (1993)  香川医科大学, 医学部・附属病院, 講師 (40117825)

研究分担者 空本 慎慈  香川医科大学, 医学部, 助手 (80260686)
野村 伊作  香川医科大学, 医学部附属病院, 助手 (60237873)
安元 章浩  香川医科大学, 医学部附属病院, 講師 (90220160)
杉元 幹史  香川医科大学, 医学部・附属病院, 助手 (10243768)
松岡 則良  香川医科大学, 医学部・附属病院, 講師 (20165781)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード精子形成 / セルトリ-細胞 / 電子顕微鏡 / 免疫組織化学 / 組織培養 / 継代培養 / セルトリー細胞
研究概要

1.培養細胞の確立
ラット精細管をミンチ後、トリプシン、コラゲナーゼ処理により得られた細胞ならびに、ミンチ後トリプシンを加えた後、Ficoll濃度勾配により遠沈して得られた最下層の細胞についてMEM培地にて培養した。得られた細胞の光顕ならびに電顕的観察では、トリプシン、コラゲナーゼ処理により得られた細胞は、大型の核と明瞭な核小体を認め、セルトリ-細胞と断定した。またこの細胞にFSH、LH、Teststerone、FGFを投与したところFSHによって最もよく反応し、増殖速度ならびに形態的変化も著明であった。
2.培養セルトリ-細胞の生理機能の生化学的解明
セルトリ-細胞は、生殖細胞およびライディヒ細胞に対し制御を行なっており、ライディヒ細胞に対してはエストラジオールを産生し、テストステロン合成阻害を示すと考えられているが、今回の実験系では明確な結論は出なかった。また精細管液もセルトリ-細胞おによって分泌されABP、トランスフェリン、セルロプラスミンなどの物質がセルトリ-細胞によって合成分泌され、生殖細胞の分化に関与すると考えられているが、関連性は明らかでなかった。
生殖細胞はブドウ糖を直接利用することはできないが、生殖細胞にのみ存在し、乳酸に対して高い親和性を示すLDH-C4をもっており、セルトリ-細胞により供給されるが、今回の培養セルトリ-細胞でも高濃度で検出された。

報告書

(2件)
  • 1994 研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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