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ヒト膀胱癌に見い出された転移関連糖蛋白質に関する臨床的・分子生物学

研究課題

研究課題/領域番号 05671327
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

大井 好忠  鹿児島大学, 医学部, 教授 (10041394)

研究分担者 八木 静男  鹿児島大学, 医学部・附属病院, 助手 (00174483)
白浜 勉  鹿児島大学, 医学部・附属病院, 講師 (90136862)
村松 寿子  鹿児島大学, 医学部, 助手 (50182134)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1993年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード転移 / 膀胱腫瘍
研究概要

ヒト膀胱癌組織及び膀胱癌培養細胞Boyより抽出したm-RNAを用い、cDNAを作成、パツケージングしてlambdagt10及びlambdagt11によるcDNAライブラリーを作成した。スクリーニング:培養細胞を大量培養しMM4抗体を用い、抗体と結合する蛋白を抽出し、プローブを得ようと試みたが、蛋白が微量しかとれず、N末アミノ酸組成を決定するに至らなかった。止むおえず、ランダムプライマーより作成したlambdagt11cDNAライブラリーをMM4抗体を用いてスクリーニングし、60bpと350bpの2本のcDNAフラグメントを得た。このうちの350bpのcDNAフラグメントを使用し、スクリーニングを進めた現在まで、coding regionを含む1.6kbpがsequencingされたが、既知のmoleculeとは今のところ別の組成のものと考えられる。現在5′側の未決定のcoding regionをcloningするべく研究を続行中である。又、抗体によりスクリーニングされたもう一つのcDNAフラグメントはDNA配列をシークエンスしたところまったく別のものであった。このフラグメントは癌部にRNAレベルで著明に発現しており、約2.7kbの大きさである。こちらについてもクローニングするべくスクリーニングに入ったところである。又、癌細胞と転移宿主との接着因子についても既知の接着分子であるカドヘリン、インテグリン、セレクチンについて膀胱癌の転移巣での発現の有無と、我々が抽出した60kDの癌細胞側のcore proteinとの関連についても免疫組織学的手技、ウエスタンブロッテイングなどにて検討中である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tsutomu Shirahama: "The Binding Site for Fucose-Bind ing Proteins of Lotus Tetragonolobus Is a Progrostic Marker-for Transitional Cell Carcinema of the Human Vrirary Bladder" CANCER. 72. 1329-1334 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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