研究課題/領域番号 |
05671348
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
八重樫 伸生 東北大学, 医学部附属病院, 助手 (00241597)
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研究分担者 |
佐藤 信二 東北大学, 医学部, 講師 (10142960)
田勢 亨 東北大学, 医学部, 講師 (50179701)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | パピローマウイルス / HPV / 16型 / 血清 / E7 / 免疫・グロブリン / L2 / 免疫グロブリン |
研究概要 |
(1)PCR法によるHPV・DNAの検出:まず、HPVの各型間で比較的相同性の高いL1領域に対するユニヴァーサルプライマーを作成し、平成5年度に抽出した癌組織由来DNA50例、および子宮頚部異形成組織より抽出したDNA74例をそれぞれPCRで増幅した。その結果、軽度異形成では45%が陽性、、重度異形成では50%が陽性、頚癌では72%が陽性で、病変の進行とともに陽性率が増加していた。さらに16型、18型、6型、11型のE7領域をそれぞれ特異的に増幅するプライマーを作成し、先のウニヴァーサルプライマーによるPCRで陽性となった標本をそれぞれのプライマーで増幅した。その結果、軽度異形成では16型が16%、その他の型が34%、重度異形成では16型が42%、その他の型が8%、頚癌では16型が63%、その他の型が9%、であった。すなわち、病期の進行とともにHPVの検出率が増加するのは主にHPV16型の検出率が上昇するためであることが判明した。 (2)HPV蛋白の抗原性(血清型)の多様性の検討:HPV・DNAの存在する検体では増幅したDNA断片を発現ベクターに組み込み、大腸菌に移入して蛋白を発現させた。現在、ウエスタンブロット法により、患者血清や頚管粘液中の免疫グロブリンとこれら蛋白抗原とを反応させ、臨床材料から得られた各ウイルス蛋白の抗原性の多様性について検討中である。 (3)前年度(平成5年度)に得られた成果に関して、英文雑誌の掲載した。
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