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蝸牛の限局性血流障害の形態学的・聴覚学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05671423
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

星野 知之  浜松医科大学, 医学部, 助教授 (40082127)

研究分担者 岩崎 幸司  浜松医科大学, 医学部, 助手 (10203366)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード蝸牛血流 / 血行障害 / 血栓形成 / 耳音響放射
研究概要

モルモットの頚静脈より色素(ローズベンガル)を注入し、蝸牛の第3回転に、1mm径に光束を絞った緑色光をあて、限局した内耳障害を作成した。照射後24時間で固定し摘出した側頭骨を、脱灰、パラフィンまたはセロイジンに包埋し、切片とし光学顕微鏡でみた。照射した回転に一致して、血管条の脱落、らせん器外有毛細胞の消失、らせん板縁細胞の減少がみられた。照射部位の上下の回転、第3回転でも陰になる反対側では変化がなかった。緑色光のみで色素注入しなかった対象動物では変化がみられず、光と色素により蝸牛血管内に血栓ができたための障害と考えられる。
この方法で、さらに骨壁の厚い基底回転でも障害をつくれるか検討中である。
蝸牛機能検査のためのILO92-耳音響放射測定装置は未だ動物では使っていない。新生児難聴者などに利用し、客観的な機能評価法であることがわかり、上記内耳障害動物に使用予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Mizuta,K.: "Scanning electron microscopy of age-related changes in the C57/6J mouse cochlea." Scanning Microscopy. 7. 889-896 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 岩崎 聡: "音響負荷によるネコ誘発耳音響放射への影響と有毛細胞の走査電子顕微鏡的観察" 日本耳鼻咽喉科学会会報. 96. 637-644 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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