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上皮付着直下における毛細血管網に対するTGF-betaの作用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05671510
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

野坂 洋一郎  岩手医科大学, 歯学部, 教授 (60048379)

研究分担者 神尾 雅彦  岩手医科大学, 歯学部, 助手 (50254785)
陳 栄光  岩手医科大学, 歯学部, 助手 (00244939)
大澤 得二  岩手医科大学, 歯学部, 講師 (00103747)
藤村 朗  岩手医科大学, 歯学部, 助教授 (80173459)
研究期間 (年度) 1993 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードTGF-beta / 血管新生 / 内皮細胞 / 周皮細胞 / 上皮付着 / 歯周疾患
研究概要

ゴールデンハムスターの上皮付着直下の血管に分布するTGF-betaを検索巣る目的で抗TGF-beta抗体を用い免疫染色を施すと、毛細血管ループが立ち上がる直前の細動脈、細静脈の平滑筋に著名な陽性部位が認められた。粉末食を与えて歯周疾患に罹患させたゴールデンハムスターの上皮付着直下の毛細血管ループは先端が膨隆したり、新たな血管網を形成していた。このような血管新生の旺盛な部位に存在する毛細血管の周皮細胞が減少している。血管同一であるにも係わらず、TGF-betaの潜在型が活性型に変わり作用発現をきたすのに周皮細胞との接触が必要であることと一致していた。歯周疾患に罹患した固体の上皮付着直下の結合組織内の血管新生と上皮細胞の増殖が著名でありながら、歯槽骨やセメント質表層の血管新生は殆ど認められず、むしろ減少傾向にある。TGF-betaは骨やセメント質に存在するデコリンと結合しやすく、デコリンと結合したTGF-betaは不活性化するためとおもわれた。歯牙の発生途上のヘルトウイヒ上皮鞘の先端部では、フィブロネクチンの存在が著名な先端部や象牙芽細胞の分化部位にTGF-beta陽性が認められた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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