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破骨細胞に特異的な膜表面抗原遺伝子のクローニングとその機能と解析

研究課題

研究課題/領域番号 05671543
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関佐賀医科大学

研究代表者

久木田 明子  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (30153266)

研究分担者 大木 一憲  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (30128128)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード破骨細胞 / 膜表面抗原 / クローニング
研究概要

破骨細胞の表面にはカルシウム代謝調節ホルモンの一つであるカルシトニンのリセプターが存在し、その骨吸収能を抑制することが知られている。本研究においては、このカルシトニンの破骨細胞に対する親和性を上げる活性を持つモノクローナル抗体Kat 1の膜表面抗原遺伝子のクローニングとその機能解析を行うことを目的とした。まず、ラット骨髄細胞をラット骨芽細胞の培養上清を添加し、活性型ビタミンD3 と共に5日間培養しKat 1抗原を発現する破骨細胞様細胞を大量に調整した。さらに、この細胞集団に、Kat 1モノクローナル抗体を作用させ免疫磁気ビーズ細胞分離システム(MACS)を用いてKat 1抗原を発現する細胞を濃縮した。この細胞からmRNAさらにpolyARNAを調製した。このmRNAを鋳型としてXhoIサイトを含むリンカープライマーを用いて、逆転写酵素及びDNApolymeraseIにより1st strand合成及び2nd strand合成を行いcDNAを合成した。得られたcDNAの末端を平滑化しEcoRIアダプターを付加した。さらに、このアダプターをリン酸化したのち制限酵素XhoIで切断した。この反応物をSephacryl S-400カラムに添加しリンカーの小断片を除いた後、Uni ZAP arm (ストラタジーン社)に挿入し、in vitro pakagingを行いphage libraryを作製した。このファージライブラリーをPlatingし溶菌させた後、蛋白質をニトロセルロースフィルターに吸着させBlocking後Kat 1モノクローナル抗体を作用させた後、Vecterstatin社のABC-AP法に従って現在のところファージクローンを解析中である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] A,Kukita: "Heat-tleated osteoblastic cell(ROS17/2.8)-Conditioned medium induces the fomation of osicoclast-like colls." Bone and Mineral. 23. 113-127 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] A,Kukita: "Induction of mononuclear procurscr cells With osteoclastic phenctypes in a rat bone marrow culture system depleted of stromal colls." Biochem, Biophys. Res. Commun.196. 1383-1389 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2019-02-28  

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