• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

歯周炎の進行に咬合性外傷がはたす役割に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05671585
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関北海道大学

研究代表者

坂上 竜資  北海道大学, 歯学部, 助手 (50215612)

研究分担者 向中野 浩  北海道大学, 歯学部, 助手 (40182068)
本郷 興人  北海道大学, 歯学部・附属病院, 講師 (80199562)
加藤 熈  北海道大学, 歯学部, 教授 (60001020)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード咬合性外傷 / 歯周炎 / X線規格撮影装置
研究概要

咬合性外傷を受けている歯と受けていない歯が、歯周治療の有無によって中長期的にどう変化するかを知るために本実験は計画された。実験計画は長期にわたっており、現在進行中である。また、測定評価の手段となるべきX線規格撮影システムは未だ確立された方法と言えず、まず診査方法の確立をめざして新たなシステムの企画開発を行った。この規格撮影装置の有用性については平成6年度春季保存学会において報告される予定である。
以下に研究実績の概要を記す。
新たに開発したX線規格撮影システムは、アクリル板製咬合印記部、アルミニウムウェッジ組み込み型ホルダー、ホルダー押さえ具、X線照射筒の4部品から構成されている。咬合印記部でホルダーをはさみ込む形で固定し、さらにホルダーを押さえ具を介してX線照射筒に連結する様に工夫されている。この装置の特徴は、各患者の撮影部位毎に調整した咬合印記部を保存して再利用することにより同一部位の規格撮影が容易にできる点と、アルミニウムウェッジを使用することによって現像条件の違いをコンピュータにより補正できる点である。再現性の検討にはヒト乾燥頭蓋骨2体を用い、左右の小臼歯部と大臼歯部を被験部位とし、規格撮影群は本装置を用いて、非規格撮影群との比較を行った。撮影者は両群とも5人で、合計80枚撮影した。その結果、規格撮影群は歯列内の距離、歯列間の距離ともばらつきが少なく、高い再現性を有していることが確認された。また、これらをコンピュータに読み込むことによってディジタルサブトラクションが可能であった。以上のことから、新型X線規格撮影装置の臨床応用は十分可能と思われた。規格撮影装置の再現性が確立されたので、現在、本実験を遂行している。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi