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義歯支持組織の除重後の挙動に関する研究-部位による回復能の相違について-

研究課題

研究課題/領域番号 05671619
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

鈴木 哲也 (1994)  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (60179231)

小林 賢一 (1993)  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (00170316)

研究分担者 谷田部 優  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (10182354)
石鍋 聡  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (10232323)
小林 賢一  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (00170316)
鈴木 哲也  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (60179231)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード全部床義歯 / 義歯床支持粘膜 / リリ-フ / 血流量 / 超音波診断 / 粘膜沈下率 / 口蓋隆起 / リリ-フ域 / 粘弾性測定 / リリーフ域
研究概要

本研究は、Bモード超音波診断装置およびレーザードップラー血流計を応用した粘膜厚径計測システムを用いて、全部床義歯装着による床下粘膜への影響とその対応策について検討を行ったものである。その結果、以下の知見を得た。
1.口蓋隆起が認められない被験者において、最大咬合力で噛みしめた場合の粘膜沈下量は、上下顎ともほぼ0.3mm程度であった。
2.口蓋隆起が認められない被験者において、各部位の粘膜沈下率は、上顎顎堤部で0.109〜0.118、口蓋側方部で0.080〜0.089、口蓋正中部および切歯乳頭右側部で0.127〜0.151、下顎顎堤部で0.165〜0.176であった。
3.口蓋隆起が認められない場合でも、口蓋正中部および切歯乳頭部におけるリリ-フの必要性が示唆された。
4.口蓋隆起が認められない場合の口蓋正中部および切歯乳頭部におけるリリ-フ量は、0.25mm程度で良いことが示唆された。
5.口蓋隆起が中等度のものは0.25〜0.50mm、強度のものは0.50mm程のリリ-フが、同部位に必要であることが示唆された。
6.粘膜沈下率が12.7〜15.1%と他の部位より高い値を示した口蓋正中部を中心とする範囲で、荷重前後の血流量の変化が大きい傾向が示された。また、この範囲において除重時の粘膜回復比が他の部位より小さいことが明らかになった。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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