研究課題/領域番号 |
05671658
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
堀 準一 東京大学, 教養学部, 教授 (70010254)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | マウスガード / マウスプロテクター / 咬合 / 発声 / 顎骨々折 / 顔面外傷 / 外傷防禦 / コンタクト・スポーツ / オクルージョン / 発音 / フイットネス / マウス・ピース / 障害防禦 / 顎・顔面外傷 / 脳障害 |
研究概要 |
既2年度に得られた、アンケート調査、咬合圧力結果に加え最終年度は、マウスガード装着有無による発声分析の資料収集分析を行った。これら得られた資料のまとめを行った。本研究の目的が、コンタクトスポーツにおけるマウスガードの必要性をその機能から確認することと従来多用されている既製品の歯科学的問題点を明らかにし、本来あるべき専門家(スポーツデンティスト)によるカスタムメイドマウスガードの必要性を検討することである。検討結果から、既製品の問題点として、従来の報告で示されている違和感と話しづらいの2項目が確認された。また、マウスガードの主な役割である異常な外力に対する衝撃減衰能についても、既製品のパンフレットに示されている製作方法に従うと、咬合接触点が不安定で、接触歯に非装着時より大きな力が加わり、ガードの役割をしていないことが明らかにされた。加えて、咬合圧力がある限られた領域に集中するため、マウスガードの破壊につながりやすいことも示された。発声については、一律の設計では、発声に大きな問題を訴える者も多く、すべての者が、後舌母音ならびに前舌母音の両関連音に問題を認め、アンケートによる問題点を明瞭に裏付ける結果を得た。これらを改善し、違和感のないマウスガードにて、マウスガードへの抵抗をなくしいままで以上に普及の計るには、カスタムメイドの必要性が明確且つ具体的に示されるとともに、カスタムメイドマウスガードの製作にあたり、設計において、個人的な要望を満たす学問的裏付けとなる検討の必要性も示された。
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