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骨密度低下時に持続的な咬合圧負担がインプラント体周囲の骨梁に及ぼす影響について

研究課題

研究課題/領域番号 05671685
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

真鍋 真人  昭和大学, 歯学部, 講師 (30190557)

研究分担者 串田 東作  昭和大学, 歯学部, 助手 (60234423)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードデジタルインプラント / 骨粗鬆症 / DEXA / 咬合圧
研究概要

これまでに雌の兎の卵巣摘出(OVX)による骨粗鬆症の実験モデルを作成し、脛骨の骨塩量の変化をDEXA(Hologic QDR1000)を用いて測定したところ、OVX後3か月で4〜8%程度の骨密度(BMC)の減少が見られた。さらにOVX後低カルシウム飼料を与えて飼育したもの(Lo-Ca)では、低カルシウム食を開始して1か月後で15〜20%程度のBMCの減少が見られた。これらの兎にチタン製のインプラントを埋入し、インプラント体周囲骨の治癒機転について光学顕微鏡的に観察し、正常なものと比較してみたところ、OVXだけのものでは正常なものと比較してほとんど差はないようであった。Lo-Ca群では低カルシウム飼料での長期飼育は困難であるため、まだ絶対数が少なくはっきりとした結果は得られていないが、インプラント体周囲に生ずる骨の新生が若干遅れているような傾向が見られた。これらの実験にひきつづいて、骨密度の低下した骨に植立したインプラントに咬合圧をかけた場合、インプラント体周囲の骨におきる変化が正常なものと比較して違いがあるかどうかを検討するために、犬を使って骨粗鬆症の実験モデルを現在作成中である。うさぎの場合と同様に、OVX単独のものと、Lo-Ca食を併用したものを作り、あらかじめ抜歯しておいた顎骨にチタン製のインプラントを埋入し6か月後に上部構造を装着。1〜2か月間機能させた後に屠殺し、顎骨を取り出して研磨切片を作成し、インプラント体との骨接触率や、骨梁の変化についての検索を行ないたいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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