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飼料の硬度がラット顎骨の成長発育におよぼす影響に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05671697
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

島原 政司  大阪医科大学, 医学部, 教授 (50085057)

研究分担者 南 理代  大阪医科大学, 医学部, 助手 (30247845)
研究期間 (年度) 1993 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード飼料硬度 / 顎発育 / 軟X線撮影 / BGP値 / PTH値 / ALP値 / 顎骨発育
研究概要

4週齢のウイスター系ラット30匹を、3群すなわちA群(普通飼料、船橋農場製)、B群(普通飼料の2分の1の硬度の飼料)、C群(普通飼料の1.5倍の硬度の飼料)に分け、それぞれの飼料を自由に摂取させ、6ケ月飼育し、以下の結論を得た。
(1)顎の変位ならびに咬合状態
実験全期間を通じて、顎の変位および異常咬耗の出現は認められなかった。
(2)軟X線的観察
顎骨の成長に関しては、実験開始より4週目まででは、C群において有意差が認められたが、6ケ月目ではほぼ同程度の成長発育を示した。
下顎関節突起部の形態に関しては注意差は認められなかった。
(3)血清学的検査所見
実験開始後4ならびに8週目では、BGP値においては、A、C群に有意に高値を呈した。PTH値ではC群が有意に高値を呈した。ALP値では各群間には有意差は認められなかった。
12週目では、BGP値、PTH値においてA群が有意に高値を示した。ALP値についてはB群が有意に高値を呈した。16週以後は各群間に有意差は認められなかった。
(4)組織学的観察
実験開始4週目では、C群がB群に比べ関節軟骨表層部の肥厚が認められた。実験開始8週目以後、顕著な差は認められなかった。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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