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抗ウイルス性ハロゲン含有インドールアルカロイドの合成研究

研究課題

研究課題/領域番号 05671745
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関金沢大学

研究代表者

太田 敏晴  金沢大学, 薬学部, 助教授 (50114418)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードポリハロゲノインドール / インドールアルカロイド / インドール / 海洋性アルカロイド / 抗ウイルス作用
研究概要

海洋性生物からは、抗ウイルス、抗菌、筋小胞体カルシウム遊離、カルモジュリン阻害作用等の薬理作用を持つ、ポリハロゲノインドールアルカロイドが数多く単離構造決定されている。申請者は、これらの天然物および類縁体を合成し、特に抗ウイルス(エイズ)作用を有する新規な化合物の創造を目的として研究を行なっている。
本目的の達成には、共通合成中間体として、ポリハロゲノインドール誘導体が必要である。しかし、これら化合物の一般合成法は、従来の化学では知られていない。
申請者は、インドール化学の未解決なこの難題に挑戦し、合目的かつ位置選択的なポリハロゲノインドール誘導体の一新合成法を開発し、さらに本法を活用して、数種の合成困難であった海洋性インドールアルカロイドの全合成に成功した。さらに独創的な合成デザインに基づき、多くの研究者の標的となっているchartelline(1)の全合成に挑戦している。即ち、ヒダントイン誘導体の5位にC-5側鎖を導入後、数工程を経てイミン体(2)とした後、ジクロロケテンとの反応によりβ-ラクタム体(3)を合成した。3は、chartelline類の骨格合成に必要な全ての炭素、窒素原子を有しており、現在最終段階の閉環反応の検討に入っている。またこの間、麦角アルカロイドの短工程全合成研究において、X線結晶構造解析を行ない協力した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Masanori Somei: "Syntheses of (±)-Clavicipitic acid and its derivatives" Heterocycles. 37(印刷中). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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