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Apoptosis(予定死)の分子生物学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 05671825
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 生物系薬学
研究機関山口大学

研究代表者

小林 信之  山口大学, 医学部, 助教授 (30150329)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードアポトーシス / Fas抗原 / TNF / HIV
研究概要

1.Fas蛋白の生体内分布の解析
我々は抗Fasモノクローナル抗体を用いたフローサイトメトリー法により種々のヒト培養細胞核、ヒト末梢血リンパ球細胞のFas抗原を解析した。その結果ヒト細胞核ではT細胞に強く反応が認められB、細胞nonTnonB細胞にはほとんど検出できなかった。またATL由来ヒト細胞核ではT,B,nonTnonBいずれもs抗原を多量に発現していた。ヒトリンパ球細胞では健常人でおよそ30%がFas抗原陽性であった。ATL患者では70-100%がFas抗原陽性であった。一方HIV感染者では病態の進行に伴い有意にFas抗原陽性細胞が増加していることが明かとなった。
性体内の種々の組織でのFas抗原陽性を細胞を免疫組織染色法により検討したが、現有の抗Fasモノクローナル抗体はこの方法には用いることが出来ないことが明かとなった。現在我々はこの目的に適した抗体を作製中である。
2.Fas遺伝子の発現抑制の機構解明
我々はヒトFas遺伝子のプロモーターの同定に成功した。現在その解析が進行中である。
3.Fas蛋白に作用するnatural ligandの検索。
我々はヒトFas抗原のnatural ligandの検索を行っているが現在までのところ成功していない。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Iwashita,M et al.: "Detection of Human T Lymphotropic Virus Type 1 Proviral DNA in Fresh Cells From Ascitic Fluid in a Patient With Adult T cell Leukemia." Am.J.Hematology. 45. 273-274 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Oka,S et al.: "Genetic analysis of HIV-1 during rapid progression to AIDS in an apparently healthy man." AIDS Res.and Human Retroviruses. (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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