研究課題/領域番号 |
05671865
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医薬分子機能学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中川 昌子 千葉大学, 薬学部, 教授 (40009171)
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研究分担者 |
川手 智彦 千葉大学, 薬学部, 助手 (50195111)
鳥澤 保廣 (鳥沢 保広) 千葉大学, 薬学部, 講師 (80119601)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | マンザミンA / シロキシジエン / ジヒドロピリジノン / Diels-Alder反応 / ピロロイソキノリン / 抗腫瘍性アルカロイド / ヒドロイソキノリン / ダイナミシンA |
研究概要 |
I.抗腫瘍性アルカロイド、マンザミンAの合成 1.シロキシジエンとジヒドロピリジノン類をジエノフィルとするDiels-Alder反応を基本戦略とした、位置および立体選択的な多置換ヒドロイソキノリン環の合成法を確立した。 2.上記で開発した方法を用いてマンザミンA合成の重要鍵中間体であるヒドロイソキノリン誘導体、三環性化合物3を合成した。更に四環性中間体5の合成に成功した。 II.抗腫瘍性アルカロイド、ダイナミシンAの合成 上記で開発した合成法の発展系として新規な構造と強力な抗腫瘍性を有するダイナミシンAの鍵中間体、イソキノリン環部4の合成法を確立した。即ち2と6のDiels-Alder反応(EtAlCl_2触媒)で7を合成、続く過酸酸化、加熱によって4を高収率で得た。またこの反応に及ぼす置換基効果はPM3等による分子軌道エネルギー計算からも支持されることが確かめられた。更に数段階の官能基変換、保護基の選択、エンジイン基の導入等を検討し、8および9の合成を達成した。
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