研究課題/領域番号 |
05671885
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人類遺伝学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
阿部 訓也 熊本大学, 医学部, 助教授 (40240915)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | Development / YAC colning / Transgenic mouse / T / t complex / 発生分化 / H-2 / tコンプレックス / YAC クローニング / トランスジェニックマウス / ゲノムクローニング / H-2K |
研究概要 |
マウスT/t遺伝子複合体は第17番染色体に位置する遺伝領域で、胚発生、神経機能、生殖細胞機能等に関連する突然変異が多数マップされており、またマウスの主要組織適合性遺伝子複合体(MHC)であるH-2領域全域を含むことが知られている。我々は、マウスMHCのK領域のごく近傍に初期着床胚にて致死をおこすt^<w5>発生致死変異が位置することを遺伝学的に見出だし、コスミド、およびYACクローンにより約800kbのゲノム領域をクローニングした。マウスの交配実験によりt^<w5>変異はH-2K遺伝子に強く連鎖しており、最大でも1cM以内にあることがわかっていたが、マイクロサテライトプローブによる詳細なマッピングの結果、突然変異を含むゲノム領域がほぼカバーされていることが判明した。t^<w5>変異責任遺伝子単離を最終目標に、この領域の未知遺伝子を我々の開発した高効率液相スクリーニング法により探索し、これまで22の新規遺伝子を発見した。遺伝子機能を指標とした原因遺伝子クローニングの新しい手法として、YAC DNAを導入したトランスジェニックマウスの作製も試みており、H-2K領域約650kbをカバーするYAC DNAを損傷なく単離、精製しマイクロインジェクション法によりマウス受精卵に導入し3系統のトランスジェニックマウスを得ている。これらのマウスにおいて導入DNAがどのようにゲノムに組み込まれているかを解析中である。
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