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情報伝達系の画像化を目的とした^<18>F標識イノシトール誘導体の合成及びその医学利用

研究課題

研究課題/領域番号 05671892
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 応用薬理学・医療系薬学
研究機関東北大学

研究代表者

高橋 俊博  東北大学, サイクロトロンラジオアイソトープセンター, 助手 (70143039)

研究分担者 岩田 錬  東北大学, サイクロトロンラジオアイソトープセンター, 助教授 (60143038)
井戸 達雄  東北大学, サイクロトロンラジオアイソトープセンター, 教授 (80134063)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード^<18>F標識フルオロデオキシイノシトール / 親電子付加反応 / 求核置換反応 / DAST / キャリアーフリー / 立体障害
研究概要

^<18>F標識フルオロデオキシイノシトール(a)の合成を 下記4種の化合物(1,2,3,4a)を原料とし 以下(A)-(D)の方法で検討した。
(A)1とAcO^<18>Fとの親電子付加反応:^<18>FDGの合成(AcOF法)に準じて反応を試みたが 種々の副反応が起こり 目的とする^<18>F標識体(aのpentaacetate)の収率は非常に低かった。 (B)2と^<18>F^-との求核置換反応:^<18>FDGの合成(F^-法)に準じて試みたが 反応はほとんど進行せず 原料回収であった。 (C)3と^<18>F標識DAST(F化試薬)との求核置換反応:^<18>F^-とDASTより調製した^<18>F標識DASTを用い 化合物3(Quebrachitol,安価で容易に入手可)と反応させたが、反応はほとんど進行しなかった。この場合^<18>F標識DASTの調製をキャリアーフリーの状態でおこなった為 この^<18>F標識試薬の合成がうまくいかなかったものと思われ、キャリアーを加えることにより^<18>F標識化が進行するものと期待される。 (D)4aと[K.2,2,2]^<+18>F^-との求核置換反応:原料4aの合成で 最終段階のTriflate基の導入がうまくいかず(立体障害によるものと考えられる)、^<18>F標識化は検討できなかった。
今後 方法(A)で更なる反応条件の検討,方法(C)でのキャリアーを加えた条件下での^<18>F標識化および 方法(D)の文献既知化合物4bを原料とした合成等により^<18>F標識化を試みていく予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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