研究課題/領域番号 |
05671956
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | (財)東京都神経科学総合研究所 |
研究代表者 |
牛込 三和子 東京都神経化学総合研究所, 社会学研究部門, 副参事研究員 (10176654)
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研究分担者 |
輪湖 史子 東京都神経科学総合研究所, 社会学研究部門, 主事研究員 (70260312)
江沢 和江 (江澤 和江) 東京都神経科学総合研究所, 社会学研究部門, 主事研究員 (80207430)
川村 佐和子 東京医科歯科大学医学部, 教授 (30186142)
大野 優子 (大野 ゆう子) (財)東京都神経科学総合研究所, 社会学研究部門, 主任研究員 (60183026)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 在宅看護 / 地域看護 / 個別看護 / 看護教育 / 専門看護婦 / 卒積教育 / 難病看護 / 専門看護 / 卒後教育 / 訪問看護婦教育 / 在宅医療 / 在宅ケア / 保健婦教育 / 難病 / 在宅看護教育 / 現任教育 / 在宅看護技術 |
研究概要 |
本研究においては、(1)当研究部門が過去20年間に実施してきた、在宅看護実務者に対する教育プログラムの内容を分析・検討し、(2)さらに最近5年間の同プログラム受講生および関連看護職を対象に、在宅看護技術の実施状況や在宅看護に関する教育・研修希望について質問紙調査を実施し、(3)それと並行して、諸外国の在宅看護システムやそれに従事する看護職の教育・研修について情報を収集した。 その結果、次のような知見が得られた:1)わが国では近年、さまざまな医療器具を装着したり、あるいは、さまざまな医療処置を必要とする状態で在宅療養に移行する者が多く、在宅看護実務者もそれら「医療依存度の高い」療養者への対応を迫られている;2)しかし、老人保健の領域に発生基盤を持つわが国の在宅看護制度や教育システムでは、こうした医療依存度の高い療養者に対応できる在宅看護職の養成が十分に果たせない面がある;3)在宅看護実務者の多くは、医療機関での勤務経験に依拠して看護を提供しているが、在宅看護の特性を考えると、そうした経験のみでは質の高いサービスが実現しにくいと考えられる。 これらの知見から現在私たちは、医療依存度の高い療養者を支えるに足る知識・技術・態度を身に付けた在宅看護実務者養成のためのプログラムを具体化し、実施・評価を試みている。なお当研究の過程で、教育資材として供用しうる書籍を2冊刊行した。
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