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運動の意識化が動作に及ぼす影響-指導ポイントの相違による比較-

研究課題

研究課題/領域番号 05680085
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関京都教育大学

研究代表者

和田 尚  京都教育大学, 教育学部, 教授 (60029733)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1993年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード運動の意識化 / 指導のポイント / 動作分析 / 指導法
研究概要

教授一学習過程における指導者の学習者への働きかけの有効性を動作分析の手法を用いて明らかにするのが本年度の目的であった。
被験者は高校と中学のバレーボール部員各12名で、スパイクの練習過程における動作の変化を指導者の指導の方法との関係でみようとした。6月から12月までの6ケ月の間に5回のフォームの撮影を行い、各々の生徒が自分の欠点をいかに修正できたかを継続的に追跡した。指導者はクラブの願門で常に練習に参加し、生徒一人一人の欠点を把握していた。
指導の過程でビデオやスティックピクチャーを示しながら修正すべきポイントを意識させるよう工夫がなされた。特にスパイク時の腕の振り、肩の傾き、肘の使い方などを強調した指導がなされた。
ビデオ解析システムを用い、3次元で動作分析し、各部位の位置、角度、角速度、速度、加速度を数量化、図式化することにより、変化を客観的に示そうとした。
得られた結果の概要は次のとおりであった。
1)生徒による個人差はあるが、6ケ月で動作の変化がかなりみられた。
2)中学生の方が高校生に比べ、動作の変化の程度が大きかった。
3)指導のポイントは直接同じポイントの動作の変化に影響するほか、付随的な他の部位の変化をもたらす場合もあった。
4)運動の意識化のレベルは個人の能力や意識の程度により異なっていることが認知レベルの調査で明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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