研究課題/領域番号 |
05680107
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 日本女子体育大学 |
研究代表者 |
根本 勇 日本女子体育大学, 体育学部, 助教授 (40156162)
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研究分担者 |
坂井 和明 日本女子体育大学, 体育学部, 助手 (90247099)
土谷 一晃 (土屋 一晃) 東邦大学, 医学部, 助教授 (20155401)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | バスケットボール / 体力テスト / フィールドテスト / エネルギー消費量 / 女子バスケットボール / コントロールテスト / 消費エネルギー / 摂取エネルギー / METS / 専門的体力 / 動作特異性 / トレーニング / 球技系スポーツ種目 / 運動強度 / 血中乳酸濃度 / 血中カリウム濃度 / 血中アンモニア濃度 |
研究概要 |
本研究ではサッカーやバスケットボール競技のような球技系スポーツ種目の試合やトレーニングの運動強度と体力の評価法について検討するとともに、そのトレーニング効果やエネルギー消費量に関して検討ことを目的とした。 具体的には、競技系スポーツ種目として大学女子バスケットボールをとりあげ、その競技力向上のためのトレーニングプログラムの作成を目的として、いくつかの研究を実施した。 その結果、バスケットボールの運動強度は、通常のトレーニングよりも模擬試合の方が高く、試合では後半に低下することが明らかにされた。さらには、トレーニングでもオールコートを用いることによって運動強度が高くなった。また、バスケットボールの競技力を評価するための運動能力テストとしては、実験室テストよりも動作様式を考慮したフィールドテストによる方が適していることが明らかにされた。そして、大学女子バスケットボールの競技力向上のためには、無酸素性能力(ハイパワー,ミドルパワー発揮能力)および有酸素性能力(ロ-パワー発揮能力)をともに高めることが重要であることが明らかにされた。そして、大学女子バスケットボールの競技力を高めるためのトレーニングでは、動作様式を考慮した高強度の間欠的運動でトレーニングを構成する必要性も示唆された。さらには、大学女子バスケットボール選手の通常のトレーニングのエネルギー消費量(3462±136kcal)の現状が明らかにされたことより、競技力向上のためには食事によるエネルギー摂取量(2840±444kcal)をトレーニングでのエネルギー消費量に見合うものとすることの重要性が示唆された。
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