研究課題/領域番号 |
05680170
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
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研究分担者 |
小池 敏英 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (60251568)
山内 祐平 大阪大学, 人間科学部, 助手 (50252565)
木原 俊行 大阪大学, 人間科学部, 助手 (40231287)
菅井 勝雄 大阪大学, 人間科学部, 教授 (40000294)
水越 敏行 大阪大学, 人間科学部, 教授 (20019409)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 注視点 / 地磁気センサ / ヘッドカメラ / 学習 / 視野 |
研究概要 |
本研究は、授業研究の新しい手法の開発を目的とした。すなわち、教師や学習者の目にする視野像から学習状況を分析するシステムの開発を行うもので、次の項目の課題について研究を行った。 1)地磁気センサによる頭部の立体的な動きを検出する軽量の装置を開発地磁気センサによる頭部の動きの測定システムを開発し、障害児の学習に与える注視の効果などの測定を始めた。なお3次元空間での測定に利用するため、さらにノイズの低減や機材精度の検討を続けている。 2)頭部装着(ヘッド)カメラの映像から、注視点が中央となる視野画像を合成ヘッドカメラで得られた画像を、被験者の眼球運動(EOG)で自動補正し、注視点を画面の中央にリアルタイムに変換する視野画像合成処理装置を開発し、頭部と眼球運動との協調活動の発達に関する測定で利用を始めた。 3)複数の測定対象に対応する装置の無線化(複数の被験者の注視点検出の検討)複数の被験者の動きを検出するため、各被験者にヘアバンド式の赤外線発光装置を装着させ、発光を行う装置を指定することで任意の被験者の頭部の動きを検出する装置を開発し、教師と生徒の相互作用の研究などに利用している。 このように、本研究では新たに学習活動の定量的な検討を行うための基礎を確立できたと考えられる。
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