研究課題/領域番号 |
05680172
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
中野 靖夫 上越教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (60042686)
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研究分担者 |
田中 敏 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (20171754)
南部 昌敏 上越教育大学, 学校教育研究センター, 助教授 (90143627)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | プログラミング / 学習履歴 / 教育評価 / プログラミングの評価 / 作成過程 |
研究概要 |
プログラム作成は問題解決、コーディング、キ-操作技能等を統合した知的作業であり、その作成過程を分析、評価していくことは教育学、情報学、認知科学、工学等の分野において意義有ることと考える。プログラム作成中には修正、変更、誤文記述等さまざまな出来事、即ちエピソードは発生する。しかし、このような状況を教師は全て観察し掌握しているわけではなく、評価は出来上がったプログラムを対象にしているのが現状である。 そこで、本研究は学習者の全ての操作を観察者の望む速度で何度でも再現できるコンピュータプログラムを使用してプログラミングを観察し、作成過程に視点をおいた評価法を開発することを試みた。研究成果報告書は(1)研究の背景(2)研究の目的(3)研究の方法(4)作成過程の分析(5)発生するエピソード(6)エピソードのカテゴリ化(7)作成過程に視点をおいた評価法(8)おわりに、に加え研究発表4件と口頭発表2件の資料で構成されている。 本研究は、まず、個人のエピソードを追跡し個人の理解度や使用された方法の妥当性を評価した。次に、集団のエピソードをカテゴリで分析し、その頻度から集団の特徴を明らかにした。そこで、評価されるのは、集団の理解度あるいは教育内容の適切性、言語プロセッサの品質、性能等である。これらの評価は従来の評価視点を適用した。一方、認知領域の評価を念頭に検討した結果(1)新奇事項への着手(2)プログラムの表記と内容に対する機能の優先(3)適用の試行と点検(4)探究・発展の志向の4つの評価視点を見出した。しかし、今後は、これと並んで情意面の評価を検討していく必要がある。プログラム作成に固有のシステマティックな評価の枠組みはようやく開発の途についたばかりであり、今後とも丹念なエピソードの収集と信頼性のある分析を持続していかなければならない。
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