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教師の個別指導を支援するパソコン利用動的問題演習システムの作成とその評価

研究課題

研究課題/領域番号 05680182
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

園屋 高志  鹿児島大学, 教育学部, 助教授 (30016696)

研究分担者 遠矢 守  鹿児島大学, 教育学部, 教授 (70041184)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1993年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード問題演習システム / 個別指導 / パソコン利用教育 / CAI
研究概要

本研究が対象とする「動的問題演習システム」は、学校で問題演習(ドリル)を行うための学習システムである。このシステムでは、学習者の自席で問題を解いた後、「解答卓」に移動し、そこでパソコンを操作して正誤を照合し、正解の場合「問題卓」に行き、次の問題を持ち帰つて再び自席で解く、一方誤答の場合、すぐに自席へ戻つてその問題を解き直す、というように学習者が教室内を動いて演習を進めていく。このシステムはこのような「学習者の動き」によつて学習意欲を高められることが特長となつている。
本研究では、このシステムにおいて、「教師の個別指導を支援するシステム」を以下のように作成して組み込んだ。すなわち、「解答照合用パソコン」(可搬用としてノート型を利用)を3台設け、それらを1台の「個別指導援助用パソコン」にケーブル (RS232に規格)で接続した。そして前者のパソコンから後者のパソコンに、各学習者の解答状況(各学習者が各問題についてどのように解答したかという解答経過)をデータとして送り込み、そのデータから後者のパソコンの画面上に各学習者の解答状況等を、リアルタイムで表示できるようにした。これによつて教師はその画面から、個別指導の必要な学習者を発現し、即時に個別指導を行うことができるようになつた。パソコン間のデータ伝送には、RS232C規格の信号を用いる方式のほかに、LANを構成する方式もあるが、本研究で前者を採用したのは、学校現場で安価に構成できるという利点があるからである。なお、本システムの評価については、学校での試行が今年度中にはできなかつたので、次年度に行うことにした。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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