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学歴効果を含むコウホートモデルの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05680260
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 統計科学
研究機関統計数理研究所

研究代表者

中村 隆  統計数理研究所, 統計データ解析センター, 助教授 (20132699)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードコウホート分析 / ベイズ型モデル / モデル選択 / ABIC / 学歴効果 / 継続調査データ / コウホート効果 / 年齢効果
研究概要

継続調査で得られる年齢×調査時点形式のデータ表から年齢・時代・世代(コウホート)効果を分離することによって社会の変動を捉えるコウホート分析法に関して、新たに学歴効果を含むベイズ型コウホートモデルを構成し、複数のモデルの中から最適モデルを選択することによって、コウホート効果に対する学歴効果の寄与について判断する方法を開発した。
1.学歴はコウホート効果しかないと考えられる調査項目であることから、学歴と関係の深いコウホート効果に学歴効果が寄与する部分を統計的に捉えることを可能にするために、学歴効果を含むコウホートモデルを提案した。
2.年齢・時代・コウホート効果の間には1次従属の関係があり、そのためこれらにパラメータの漸進的変化の条件を付加してモデルを構築したが、学歴効果についてはその限りではない。このようパラメータを含んだベイズ型モデルについての理論的考察を行なった。
これまで開発した3効果モデルや交互作用効果モデルまで含めてABICによりモデル選択を行なう方法を検討した。(以上については「平成5年度科学研究費補助金研究成果報告書」にまとめた。)
大型計算機およびパーソナルコンピュータ用の分析プログラムを開発した。
実データを分析し、提案したモデルの有効性について検討を行なった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2019-02-28  

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